「男子高校生、はじめての」
第12弾〜BADBOYは諦めない〜
発売まであと1週間
第12弾〜BADBOYは諦めない〜


第12弾のカップルは
無敵年下不良攻め・昂ニと
無気力元ヤン受け・天弥の
アウトサイダーカップル


小学生の頃、空手道場に出会った2人。
数年ぶりに再会したと思ったら
天弥は空手を辞めてしまっていて…。
けれど、天弥に勝負を挑み続ける昂ニ。
恋のガチンコ勝負の行方は

はじめての×××シーンも少しだけお聴きいただける
WEB CMを公開中です!
本日は、
昂ニ役の濱野大輝さん&天弥役の小野友樹さんの
キャストインタビューをお届けいたします!
共通の趣味があるということもあり、
収録の合間も和やかに楽しいお話が止まらないおふたり

そんな濱野さん&小野さんの仲良しフリートークが聴けるのは


どうぞお早めのご予約を

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――収録のご感想をお願いいたします。
小野:伊藤天弥役、小野友樹です。収録はあっという間で、大ちゃんとも色々やり方とか、どういうふうに演じていったらリズムよくできるかとか、シーンにあうかということを話をしながらだったので、色んな充実感があった収録でした。作品としても、ぎゅっとつまった中に時間経過や今の気持ち、過去の話が入り混じっていたので、いろんな意味で凝縮された時間だったなと思います。
濱野:拾昂二役の濱野大輝です。小野さんはかっこいい攻め役を演じられるというのが、個人的なイメージであったので、今回受け役を演じられるというのが凄く新鮮でした。こうしてふたりで演技ができるのは、自分としてチャレンジでしたし、光栄でしたね。昂二は物おじしない、若さの勢いもあるキャラクターです。つい自分の年齢感がでてしまうようなところもありました。でも、そこを方向修正していただきながら、演じていくうちに昂二としてすごくスムーズに天弥くんと会話を出来たというか、導いていただいたように感じました。小野さんがおっしゃったように、あっという間で、どんどん掛け合いが楽しくなって、時間が早く感じる収録でした。
――天弥を演じるうえで気を付けたことなどありましたら、教えてください。
小野:一番初めにいただいたディレクションでは「不思議めいた魅力を湛えているといいな」ということだったのですが、作品を読み進めていくと素直になれない性格だったり、デレるところのギャップだったり、いざいたしているときは意外ときゃんきゃんしていたり、色んな感情の面をあわせもつキャラクターだと思ったので、登場時にはとにかくなるべくミステリアスな雰囲気が出るように意識しましたね。「ここやで」と、「ここ終わったらあとは崩れるだけやで」というのがあったので、とにかくその最初の部分は気を付けて演じました。
濱野:小さいときには信念を持って空手に向き合っていた天弥くん。違う土地に行ってしまって、再会したときには、ちょっと不安定な高校生という時期に成長していたっていうのが、より彼のミステリアスさを引き立てているような気がしますね。昂二が「勝負しろ!」と不器用ながらつっこんでいっても、天弥が小気味よくクールにさらっとかわしていくので、演じていて「なんでだよ!このクソこのクソ!」みたいな感じで食らいついていけて、すごく演じやすかったなと思います。つっぱねられるのもちょっと気持ちいい、というか。
小野:え、「気持ちよかった」っていうのは大ちゃんの話(笑)?
濱野:違います違います!
小野:昂二として?
濱野:昂二として、です!
小野:あれ? そんなシーンあったっけ?
濱野:いや、「ぐぬ」ってなったときに、「なんでだよぉ!」って言いやすいというか(笑)。
小野:なんだ、俺で気持ちよくなってたのかと(笑)。
濱野:言葉のあやです。あぶないあぶない(笑)。
――続いて、濱野さんは昂二を演じるうえで気を付けたことはありますか?
濱野:昂二は高校2年生ということで、なるべく言葉の節々に若さがのるように気を付けました。その中でもずっと天弥くんに対しては強い気持ちをもって行動しているので、思いを告げるところは、高校生らしくぶっきらぼうな部分もありつつ、しっかりちゃんと伝わるように演じさせていただきました。
――小野さんから見て、昂二はいかがでしたか?
小野:声、ひっく!
濱野:やっぱり(笑)。僕的には少し高めにやったんですけど。
小野:そうなんだ(笑)! 高校二年生の役っすもんね(笑)。え、いつからそんなに低い声なの?
濱野:気づかないうちに…、声変わりみたいなものがわからなくて。徐々に階段みたいに低くなっていったと思うんですけど。
小野:その階段感が知りたいんだけど(笑)。
濱野:自分ではわからなくて……。
小野:でも小5からじゃないでしょ?
濱野:小5…ではないですね。あ、中学のときの友達に、高校二年くらいに会ったら、「声低くない?」って言われましたね。
小野:おっ。
濱野:スポーツとかやってたんで、大きな声を出し過ぎて、声が枯れたのかなと思ってたのが、声変わりだったのかも。
小野:声潰してたのと並行してたから、それで自分的に気づかずに……(笑)。あ、じゃあ、高校二年生のときはそんな低かったのか。
濱野:ですね。
小野:じゃあ、キャラ的にはおかしくはないんだ。
濱野:そうですよ! います、います。高校生でこんな低い声のやつも(笑)。
小野:そっか〜。でも、こんな低音でビシバシこられると、抗えない(笑)。「俺と勝負しろよ」なんて言われたら、天弥としては「やだよ」なんて言えるけど、俺としては「ひ〜〜」って、すぐ降参しちゃいそうな感じでした(笑)。
濱野:いやいや(笑)。
小野:大ちゃんの低音で、昂二として囁かれたら、ね。キャンキャン大型犬のように言ってきたと思ったら、しっとりと攻めてきたりもするんで。その緩急も高校二年生らしからぬ感じで。
濱野:確かに。
小野:持ってるものもね、えぐいって言ってましたからね。
濱野:急な下ネタ(笑)。腹筋がね。
小野:腹筋がね。下ネタ苦手なんだけど(笑)。
濱野:そうなんですか!
小野:BLだから頑張りますよって言わなくてもいいか(笑)。あと、生徒手帳に助けられ過ぎじゃねっていう(笑)。あのワンチャンがなかったらね。
濱野:それだけ、高校生の恋っていうのは何で始まるかわからないんですよ。
小野:よかったよかった。
――ストーリーにちなんで、最近ご自身が「勝負に出た」と感じたことがありましたら教えてください。
濱野:この前、スポーツの試合のパブリックビューイングに行ったときですね。どのくらい混むかわからなかったので、早めに予定が終わって様子を見に行ったら、もう場所取りが始まっていて、どうしようかなと思ったんですけど、よしもう待ってみようと。試合が始まる7時間前だったんですけど。
小野:えっ!
濱野:それで、座って待っていようと決断したんですね。そうしたら、どんどん人が増えてきて、最終的に800人くらいきて、立ち見もできないくらいだったので、あそこで待とうと勝負に出て、勝ちを得たと思ったときでしたね。試合も勝ちましたし!
小野:なんのスポーツだったの?
濱野:ラグビーです。
小野:それは盛り上がったでしょう!
――小野さんはいかがですか?
小野:俺は大学入試ですね。高校時代はサッカーに重きをおいていたんですけど、10校くらい受験して落ちてしまって、最後「ここだ!」というところが一番難関の学校で(笑)。これで落ちたら終わりだ!という感じだったんですが、入試問題を開いた瞬間猛烈に我慢できないくらいお腹が痛くなってしまって。でも、そこの入試問題はものすごく問題数が多いところで、ここでトイレに行っていたら間に合わない。「よし、漏らしてでも受かる!」と心に決めて全速力で解いて、終わった瞬間トイレにいったんですけど、いざ自己採点してみたら、ほぼ全問正解。
濱野:おお!
小野:一番難しいところなのに、それで合格して、よっし勝ったと! もしあのときトイレに行っていたら、今、ここにいないレベルです。
濱野:人生変わっていたレベルなんですね。
小野:その入学した大学から、環境から、色んなことをあわせて、この世界にたどり着いているので、そこから始まっていたんだなと思いますね。いろんな意味で腹をくくった瞬間です。
濱野:うまい!
小野:うまいかな? やや汚い話ですけど(笑)。
濱野:でもそこで驚異の集中力が生まれたのかもしれませんね。
――最後に楽しみにお待ちいただいているファンの皆様にメッセージをお願いします。
小野:この一枚にぎゅっと彼らの生き様が凝縮されているようなCDだと思います。ぜひ二度三度聴いて、昂二くん、天弥くんのいまを見届けていただきつつ、これから先の第13弾とシリーズは続いてくので、楽しんでもらえたらと思います。願わくば、また小野濱野も何かの形で参加させていただけたら嬉しいです。「男子高校生、はじめての」略して「男はじ」!ぜひこれからもよろしくお願いいたします!
濱野:改めてこの「男はじ」という第12弾も続いているシリーズに参加させていただいて、とても光栄です。このふたりが紡いでいく関係や、ドラマでは描かれていない日々を想像しながら聴いていただけるといろんな楽しみ方ができるCDになっていると思いますので、たくさん聴いていただけたら嬉しいです。小野さん演じる天弥くんのミステリアスな魅力に、昂二もメロメロなので、みなさんもメロメロになってください。
――ありがとうございました!
(左から、小野友樹さん、濱野大輝さん)