「男子高校生、はじめての」2nd シーズン
配信限定音声ドラマ 〜Second Color〜
「男子高校生、はじめての」〜Second Color〜では
2ndシーズン3カップルの最新アフターストーリーを、
2021年7月29日
より
毎月1カップルずつ
配信限定音声ドラマにてお届けします!!
高校ではじまった稚ない恋が、いま鮮やかに花開く――。
ますますラブが深まる彼らの日々を
じっくりたっぷり描いたアフターストーリー

配信のトップバッターは
「第4弾 親友の交際を全力で阻止する方法」椎堂×有編!!
今日は
椎堂真史役・
古川慎さん&
杉本有役の
村瀬歩さんの
キャストインタビューをお届けいたします
「男子高校生、はじめての」〜Second Color〜椎堂×有編を
全トラックを購入していただくと、
おふたりのフリートークが
特典トラックとしてプレゼントされますのでお楽しみに

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――収録を終わられてのご感想をお願い致します。村瀬:久々の収録でしたが、ある意味勝手知ったるという、まこにゃんが相手だったので落ち着いて収録できました。何も心配することはなく、おおらかな気持ちで臨むことができて平和で楽しかったですね。
古川:村瀬さんとの掛け合いは、どんどん階段を駆け上がっていくような感覚があって、僕としてはとても演じやすいなと思っています。キャストトークでは村瀬さんに「引っ張ってくれた」と言ってもらえたのですが、僕は村瀬さんに引っ張っていただいたなって……。
村瀬:でた、褒め殺し(笑)。椎堂と一緒だ。
古川:という気持ちで、いまここに座ってお喋りをしている状態です(笑)。
――キャラクターを演じてみていかがでしたか? 今回、高校生から大学生になっていますが、変わった点などがありましたら、教えてください。村瀬:高校生と大学生の違いってなんだろうって考えたんですけど、自分に置き換えると、親元を離れて大学に行ったときに親のありがたみを感じたり、独り立ちをしたなと思ったので、まだ実家暮らしのままで家族にも可愛がられている有はきっとそんなに人間的に大きな成長はしていないだろうなと。役者の仕事の面でうまくいかなかったりだとか、彼自身の目標としていることがうまくいっていないということでの、まごまごしている感じはありつつ、そんなに精神性としての成長は著しくは見られないだろうということを念頭に置いてお芝居させてもらいましたね。
――有のお芝居について、古川さんのご感想をお願いいたします。古川:基本的に椎堂は、有のいろんなものに影響を受けて、有のなにかに触発をされて動くことが多い人間なんじゃないかなと思っています。有も椎堂に影響を受けていることはあると思うんですけど、椎堂の場合、有のちょっとした変化で「なにかおかしいな」と気づいて気にかけてみたりしていて、そのときの機微みたいなものが村瀬さんのお芝居でよりはっきりしたように感じました。あと、椎堂は状況説明と自分の行動説明をセリフの中に織り交ぜるタイプのキャラクターなんですよね。それが一定の速度だとしたら、村瀬さんが演じる有との掛け合いによって減速効果や加速効果が生まれる楽しさを僕は感じていて、それが椎堂が有に影響を受けるという、ひとつのスピードメーターというかバロメーターのようになっているのかなと。あるときはコケティッシュになってみたり、「男子」らしさを前面に出してきたり、今回も有のお芝居に魅了されたなと思いました。
村瀬:え、嬉しい。
古川:その中でも一番「このひとすごいな」と思ったのが、濡れ場のシーンですね。
村瀬:まさかの(笑)。
古川:こんなにもこっちを煽ってくるんだというセリフの掛け方であったりが、今回改めて楽しいなと感じて、非常にエキサイティングなものになっていると思います。
――今回の椎堂について、演じていて感じられたキャラクターの変化がありましたら、教えてください。村瀬:僕はそもそも、まこにゃんの声がすごく好きなので……。
古川:……ありがとうございます。
村瀬:かっこいいから。ホントに(笑)。自分の中の「王子様、頭良さそう、強そう」っていうイメージを持った声なので、「このひとすごくモテるんだろうな」と思わせるし、それが椎堂というキャラクターにあっていて、収録していて普通に「かっこいいなあ」とついつい冷静に聴いてしまいました(笑)。芝居も、こっち側がかけてばかりじゃなくて、結構ドキッとしたことを言われたりするので、その自分が感じたドキッをうまく有のお芝居にのせられたらいいなと思いました。そういう意味でもすごく引っ張ってもらえたし、椎堂と有の収録をする度に毎回楽しいなと思ってますね。椎堂のロマンティックなセリフもすごくかっこよくて、王子様感があって。声の高貴さなのかな…?
古川:いや、高貴さはないですよ。
村瀬:いやいやいや、高貴なお声ですよ。芝居の感じも相まってそう聴こえるのかな。声の持っている印象がすごく高貴。そこに王子様感とか、ノーブルさを感じるのかも。
古川:僕は成金声だと思っているんですよ、自分では。
村瀬:成金声!?(笑)
古川:そう(笑)。元から財を持っている声ではなくて、自分の才能とかでのしあがった金持ちとか、上流階級の声は出るな、と自分では思っています。どっちかというと、僕の中で年収が高そうなのは村瀬さんの声です。
村瀬:あはは(笑)。
古川:元から生まれ持った財がすごい声は村瀬さんだなと。
村瀬:笑う(笑)。でも、結構貧乏な役やりますよ。野垂れ死んだり、貧乏になって殺されてそこから復讐したりする役が多い。
古川:ああ〜。
村瀬:でも生まれや育ちはいい方が多いかな。
古川:絶対そうですよ。亡国の王子とか、そういうタイプじゃないですか。血筋が金持ってる(笑)。
村瀬:金持ち血筋声と、成り上がり金持ち声(笑)。
――最初のCDから5年が経ったということで、この5年でご自身が感じられた変化はなにかありますか?村瀬:僕は結構大人になったなと思います。ここ3、4年くらいで。元々風見鶏っぽくはなかったんですが、自分の言いたいことと他のひとの意見が違っても、全然影響を受けなくなった。自分はこう、他のひとはこう。でも相手のひとも言いたいことがあるから花を持たせてあげようとか、そういうことができるようになったから、「めっちゃ大人になったな」って自覚、いや自負してます(笑)。
古川:僕は、そうですね、成り上がるためにじゃないですけど、大人としての外面の使い方が前より上手くなったなと思います(笑)。大人になったというか、汚くなったなって(笑)。
村瀬:どういうこと(笑)。今日のキーワードは成り上がりなの(笑)。
古川:僕は空気を読んで言う言わないじゃなくて、怖いから言わないみたいなこともありますし。当事者になりたくないという気持ちがすごくあるから。
村瀬:まあ、面倒くさいことに巻き込まれたくないっていうときはあるよね。戦いとか嫌だし。
古川:そうそう、そういうやつ。
村瀬:それは大人なんだよ。他のひとを傷つけてまで押し通そうとしないわけでしょ。優しさですよ。
古川:でも、本当の大人って、引いちゃいけないときは引かないじゃないですか。
村瀬:うん。俺、引かない!(笑)
古川:そういうところなんですよ! 僕はいったん引いて様子を見てからやっぱりダメだ…と相談することになるので、ある意味アクセルの踏みどころみたいなものをもうちょっと見極めていかないとなというのが、ここ3、4年でみつかった、やるべきことでしょうかね。
村瀬:いい3、4年じゃないですか。
古川:ありがとうございます。フォローしていただいて(笑)。
村瀬:大人な僕が言うんだから間違いない(笑)。デビューも歳も同じくらいですけど(笑)。
――最後に楽しみにお待ちいただいているファンの皆さんにメッセージをお願いします。古川:「男子高校生、はじめての」に出会ったのが5年前、気づけばもう第13弾まで出ているそうで、色んなカップルがいて広がりを見せていて、すごいですね。その中でも第4弾の椎堂と有を長らく応援してくださっている皆様には本当にありがたいなという気持ちでいっぱいです。もう男子高校生でも、「はじめて」でもなくなったんですけど(笑)、そこから続いているふたりの関係をずっと追っている方々には、とてもいい作品になっているんじゃないかなと思っています。「今作から初めて聴くよ」という方はぜひ5年前にさかのぼって、本当の初めてを聴いていただけるとよりいろんな変遷が見えると思います。引き続き、応援のほどよろしくお願いいたします。
村瀬:改めまして、有役の村瀬歩です。もう5年経ったんだって驚きがありますね。やっぱり芝居ってすごいなって思うのが、久しぶりにその役に入っても「こういう感じだったな」っていうのを掛け合いをしていくうちに思い出していくことですね。彼らの5年後の話を皆さんに聴いていただくことになるんですけど、その5年間にあったこととかを想像できる余白や余地が自分たちの芝居で生まれていると嬉しいなと思いながら演じました。よかったら関係各所のところに感想を送ってくれると我々もとても嬉しいです。ぜひご購入のほどよろしくお願いいたします!
――ありがとうございました!(左から、古川慎さん、村瀬歩さん)