「男子高校生、はじめての」
オールコンビネーションCD vol.4
5月6日発売
オールコンビネーションCD vol.4


本日は、
煉谷什三役・中島ヨシキさん
山本地球役・堀江瞬さん
おふたりの収録後インタビューをお届けいたします

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──収録を終えてのご感想をお願いいたします。
堀江:すごく楽しく、あっという間に終わった収録でした。収録を終えた今、次はもっと増えたボリュームを二人で掛け合ってみたいなと思えるくらい、今回も楽しい収録をさせていただきました。
中島:本当にあっという間でしたね。脚本を読ませていただいている間は分量が多そうに見えたんですけど、意外とあっという間に終わっちゃったのが残念でした。もうちょっとあってもよかったのにね。
堀江:だよね!
──今回演じていただいて、タマについての印象や演じる上で意識した点や、変化がありましたら教えてください。
堀江:ちょっと前まではオドオドしていた男の子が、自分の真ん中の心をすごくしっかりと持って前に進み出したのは、すごく素晴らしいことだなと思いました。ただ、やっぱり、ちゃんと前は向いてるんだけど、優しい言葉を掛けられると半泣きになってすぐ心が傾くみたいなところもタマらしくて可愛らしいですね。タマらしく前進してるのが、演じていて微笑ましくて、楽しかったです。
この作品の面白いところって、ラブシーンはもちろんですけど、それ以外の日常会話みたいなところにもあると思うんです。この二人はそういう日常での関係の変遷がすごく顕著で、聞いてても面白いところだなと思います。最初は什三に対してビクビクしてたのが、付き合いだしてお互いのことをよく知っていくうちに心が解きほぐれていくみたいな。ちょっと突っ込んだりとか反抗的だったりとかしてみたりして、その変化を演者としても体感できるのがすごく楽しかったですし、今後この二人どうなっちゃうんだろうと、楽しみが膨らみました。
──一緒に演じられた中島さんから見て、タマの印象はいかがでしょうか。
中島:キャラが外側を向きはじめたからだと思うんですけど、単純に声のボリュームが出るようになってきたなーと。それに対して、什三は大きい声を出さないので、ミキサーさん大変だろうなと(笑)
堀江:確かに(笑)
中島:わっと一瞬でテンションがあがるタマと、基本的にはずっとテンションの変わらない什三っていうのが、らしくもあり、らしいな思いつつも変わったなと思う部分でもあり。タマも最初はそんなハキハキと喋れなかったので、自分が努力した結果が繋がって自信になってるんじゃないかと思います。ようやく人としてスタートラインに立てたって、タマ自身は思ってるんじゃないかな。
──では続いて、什三についての印象や演じる上で意識した点や、変化がありましたら教えてください。
中島:だいぶ人間味出てきたなっていう気はしましたね。最初は、怖い人ってタマからも思われるくらい、ちょっと不気味さもあった印象だったんですが、今回はそれはなかったなと。そういう毒気みたいなのがだいぶ抜かれて、ただ好きな子を構いたいヤツになってきたなって(笑)タマをめちゃめちゃ好きだからそういうことするんだっていうのが、他のメンバーと喋ってたりする部分でも感じましたね。例えば、水都とのコンビパートで「○○舐めるだろ」って什三が言ってるの、結構衝撃でした。いや、それお前だけやろ!って(笑)什三の行為って、愛情ゆえというか、たぶんすごく歪んだ独占欲なんだと思うんですけど、素直に出てくるようになった気がしました。それが苦しめるものじゃなくて困らせるものなところが、什三の愛らしい部分じゃないでしょうか。
──一緒に演じられた堀江さんから見て、什三の印象はいかがでしょうか。
堀江:すごく優しいヤツだなって伝わってきました。
中島:優しかったよね、今回。
堀江:うん、むちゃくちゃ優しかったと思う。大学の合否発表の時とかも、タマよりもずっと頭のいい什三くんが同じ温度で喜んでくれてたりしたのが、人間として素晴らしいなと思って。
中島:(什三の)ト書きで『さすがにちょっと緊張して』と書いてあって、什三だったら「まあ受かってんだろ」とか思ってそうなのに、やっぱタマの努力を見てきたからか、タマのことでは緊張するんだなと。
堀江:ねー。同じラインでそういうことを感じてくれてたのが、すごく嬉しかったです。
──コンビパートで印象的だったコンビや気になった会話などあれば教えてください
中島:さっきも言いましたけど、水都と話してるところでさも当然かのように自分の性癖を言って、水都に「俺にはわからねえ……」って言われてるのが、やっぱちょっとこの人ヘンなんだなって(笑)。水都や天弥とかと喋ってると、13弾の二人は変な人たちだな、常識人いないかもしれないと思わされました。
堀江:タマ的には水都くんと話しているのが微笑ましかったです。この二人ってこういう対等な関係築くんだ、じゃあこれ以外のところで普段どういう会話してるのかな、と想像が膨らんで滅茶苦茶よかったなと思います。ほんとになんか青春してるなって。俺、「卒業しても一緒に遊ぼう」とかって言われたことない……。
中島:(爆笑)俺もないわ。そんなこと言ってくれる人いない。
堀江:ねえ。
中島:でも、なんかタマって什三の人間関係に巻き込まれてる感があるよな。
堀江:確かに。
──最後に、楽しみにお待ちいただいているファンの皆様にメッセージをお願いいたします。
堀江:今回もすごくニヤニヤできる一枚になってるんじゃないでしょうか。タマと什三のお話は、他人の物語だけどすごく近いところで起きているドラマみたいな、そういう身近さを僕はすごく感じました。街歩いていたら、本当にこの二人いそうだなって思うような、そういうリアルな雰囲気を、きっと聞き手の皆さんにも感じていただけるんじゃないかと思います。今回もまた楽しみにお待ちいただければなと思っております。どうぞよろしくお願いします!
中島:ぜひまたオリコンにいれてください(笑)
堀江:それはそう(笑)
中島:でも本当に、今までのシーズンもコンビネーションCDってあったと思うんですけど、4thのキャラクター達で出せるのは応援してくださる皆様あってのことなので、それをすごく実感しますね。今回、どのカップルも年月を重ねているので、また違った面が見られると思います。什三とタマで言ったら大学生になって、この先はようやく人間らしいお付き合いをしていくのかなとか。それを想像するとワクワクするので、さらにこの先まで、引き続き応援していただければと思います!
──ありがとうございました!