「男子高校生、はじめての」
3rd after Disc 〜Dear〜
発売まであと2周間!!
3rd after Disc 〜Dear〜


「男子高校生、はじめての」サードシーズンの
3カップルの恋の続きを描くアフターディスクは


今日は、久世由紀夫役の羽多野渉さん&
高階響己役の林勇さんの
アフレコインタビューをご紹介いたします!
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――収録のご感想をお願いいたします。
羽多野:久世役の羽多野渉です。本編の収録がありました、2018年初頭……
林:初頭ね。
――ちょうど第9弾の本編の収録が一年くらい前でした。
林:やっぱりそのくらいの時期だったんですね!
羽多野:2018年のはじめに僕らはこの作品に出会って、そして一年後、また再会できたということが嬉しく思います。本日の感想としては、こういった作品、いわゆるひとつのバトルがあるわけじゃないですか……。
林:バトル(笑)。表現が(笑)。
羽多野:『営み』? 乾燥注意報と戦いながらの収録でした(笑)。内容としてはとてもウェットなシーンが多かったんですけど(笑)。まずは無事に収録を終えられて嬉しく思います。お疲れ様でした!
林:久々に羽多野くんとがっつり掛け合いをさせてもらったんですが…。
羽多野:ありがとうございます。
林:なかなかふたりでがっつり演じる機会って、こういったジャンルの作品以外ないじゃないですか。
羽多野:そうですねー。
林:今日は非常に色濃い時間を過ごさせてもらって楽しかったですし、またキャラクターと再会できたことが嬉しかったです。
――ご自身が演じられたキャラクターにどんな印象を持ちましたか?
羽多野:久世くんは響己と付き合うようになって、当然すれ違いとか、世界が違うとかあるわけじゃないですか。普通の学生とアイドルとで。そういう中で、我を出し過ないところが「偉いな!」とまず思いました。そこは久世くんの素晴らしいところだなと。
林:大人だよね。
羽多野:久世くんの我儘を言わないところにいじらしさを感じましたし、そこまで尽くせるオーラというか、魅力が響己にあるからだと思うんですが、ふたりの関係性がちょっと先に進んだような気がしましたね。
林:付き合って半年が経って、ふたりの関係性が精神的にも肉体的にもより分かり合えたところからのスタートだったので、より成熟したところを見せたいなと思いました。響己はプライドの高いところがあり、孤高と言われているキャラクターですけど、久世くんには対しては存分に甘えられる、というギャップみたいなのがあったら面白いのかなと思って演じました。
――お互いのキャラクターについての印象を教えてください。
羽多野:別件の作品で今もレギュラーをご一緒してますけど、そっちのキャラクターと全然違うじゃないですか。
林:そりゃそうだよ(笑)。
羽多野:そのギャップが面白すぎて(笑)。僕は林くんに対しては結構ロックなイメージがあるんですけど、響己はそれとも違って、キラキラしてる部分もあるじゃないですか。女子生徒との会話とか。単純にそういうお芝居をしている林くんも新鮮で、共演していてとても面白かったですし、セリフの掛け合いの妙だと思うんですが、普段の久世と響己の関係性と、『お布団』の中での関係性にも若干ギャップがあるのも面白いんですよ。響己のギャップっていうのは、久世もそうですけど、僕自身も楽しく触れ合わせてもらったなと思います。
林:普段響己のほうがSっ気のあるキャラクターなんですけど根っこの部分は甘えん坊さんだったりとか、久世のほうは優しい雰囲気を持ってますけど、羽多野くんが言うように『お布団』の中では鋭い刃を持っていたりするっていう、色んな表情のあるキャラクターなんだなとすごく感じました。
久世に甘える響己のお芝居も、羽多野くんとやり取りをしていく中で、自然とそうできるというのは、たぶん羽多野君のユキのお芝居があったからこそなのかなと思うし、引き出されたという感覚が強かったので、ありがたかったなと思います。
――印象に残ったシーンはありますか?
羽多野:ずっと気合はいれっぱなしだったので(笑)、気を抜いた箇所はないんですけど、シーンというより心情として印象に残っているのは、控えめな久世がちょっと独占欲を出す瞬間があるんですよ。響己くんの「この姿は僕だけのものだ」っていう、そういう……
林:雄になる感じの。
羽多野:そう、雄みが出る瞬間を演じていて楽しかったですし、こういう姿もあるんだなと驚きがありました。あんまりはっきりは言えないんだろうけど、心の中では独占欲があるんだろうなと。
林:人間らしいところだよね。
羽多野:そういうところは、聞いていてもきっとおわかりになるんじゃないかなと思いますので、ぜひ楽しんでいただきたいところです。
林:俺もそのシーンは印象に残ってはいるんですけど、個人的に僕自身漢字が弱い、というか、色々漢字が読めないんですよね(笑)。
羽多野:色々漢字が読めない(笑)。
――普段、見慣れない言葉もありますしね。
林:そうなんですよ。例えば『扱いて』という言葉を『こいて』って言っちゃったりして。
羽多野:(笑)。
林:それを羽多野先輩に教えていただいたりして(笑)。
羽多野:あと、音声表現としては、かなり果敢に挑戦してましたよね。
林:そうだね。なんとか制作の方たちの意見を汲み取って、どういう表現が一番近いのかすり合わせさせてもらって、引き出してもらったかなと思います。
――とても真摯に取り組んでくださり、ありがとうございました!
羽多野:力をあわせましたね。僕らだけじゃなく、スタッフさんとみんなで力をあわせて作ったところが、聴きどころですね。
――響己はアイドル活動をしていますが、ご自身が歌手活動をされているときに気を付けていることなどはありますか?
羽多野:元から体は強くないんで、病気の予防とか、検査とかはこまめにして。
林:大事だね。
羽多野:ライブがある期間は特に病気にならないようにしなきゃとドキドキしますね。
林:ライブとか穴開けたら大変だもんね。
羽多野:パフォーマンスができなくなっちゃうのが怖いので、その点は気をつけているところですね。林くんはどうですか?
林:僕もそういう自己管理はしっかりしようと思うところはあるけど、あと自分が歌うときに気を付けているのは、シンプルにただ楽しむことなんじゃないかなって感じる。この想いを届けなきゃとか、届けたいとかいうのって、俺の中ではおこがましいというか。
羽多野:なるほど。
林:ちょっと圧があるなって、そうじゃないなって気がしていて。自分をもっとニュートラルなところに置いたところで、みんなに共感してもらうことが一番空気感としては綺麗なのかなという気がして。いい意味で、エゴになるようにしてる。
羽多野:自分自身が楽しむことで、みんなを楽しませることになる。
林:そうそう。最近はそんな気がしてる。
羽多野:これがどういうことかわからないひとは是非『SCREEN mode』のライブにお越しください!
林:ははは(笑)。羽多野渉のライブにも是非!
――最後に楽しみに待っている皆さんにむけてのメッセージをお願いします。
羽多野:皆さんの温かいお声のおかげで、またこのキャラクターと、皆さんとお会いすることができ、嬉しいです。ちょっと先に進んだ「男子高校生、はじめての」です。初々しさと、お互いを思いやる温かい気持ちがくすぐったく、皆さんのお耳に届けられるんじゃないかなと思います。ぜひ皆さんにそっと見守っていただけたらと思います。よろしくお願いします!
林:羽多野くんとがっつり絡ませていただいて、すごく楽しい作品に呼んでいただいたなと思っております。本編から半年が経って、仕事や夢への葛藤だったりをお互い吐露しながら更に成長していくふたりの関係性がより濃く、深くなっていくところが見える作品になったんじゃないかなと思います。ぜひ楽しみにしていてください!
――ありがとうございました!
(左から、羽多野渉さん、林勇さん)