シリーズ最初の3カップルのその後を描いたアフターストーリー第2弾!

ファーストシーズンの3組を演じていただいた、
第1弾の
佐藤拓也さん&
鈴木裕斗さんの
インタビュー、
そして第2弾の
立花慎之介さん&
田丸篤志さんの
インタビューを
お届けしてまいりました♪
続きまして、本日はラストとなります
参納秋彦役の
竹内良太さん&
北谷映一役の
興津和幸さんの
アフレコインタビューをご紹介します!
楢島さちさんによる参納&エイチ編の
アフレコレポートは
こちら☆
参納&エイチのいまに直撃!
インタビュー形式のミニドラマは
こちらで公開中☆
----------------------------------------------------------
――収録のご感想をお願いいたします。興津:今回も左側のマイクに立ちました(笑)。
竹内:今回も(笑)僕は右側で……、でも今回僕、あんまり動き、なかったかもしれない。
興津:動いてないなーって思ってました。
竹内:あ、ホントですか?
興津:気配的には。
竹内:あー、そっかー。大きく頭を撫で撫でするシーンとかは動いてたんですが、プレイ中はあんまり動いてなかったような……。
興津:(笑)
竹内:「あれ? 竹内、どうした? 大人になったか?」って思いました。
興津:あはは(笑)。ちょっと照れるんで、この辺にしておいてください(笑)。
竹内:でも、優しい感じでしたよね? 今までは激しめなものもあったんですけど、今回の「First Blessing」は、日常の中の甘い感じだったので……。
興津:あまーいですね。今回は「スイートネス」ですからね。
竹内:だから、動きが少なかったのかもしれません。
興津:大人になって……(笑)
竹内:大人になりました(笑)。
――今回、本編から3年後ということで、キャラクターに変化などはありましたでしょうか?興津:参納くん、ホントに大人になりましたよね。落ち着いて、いい感じでした。
竹内:ホントですか?
興津:飢えてない感じでした。
竹内:ああ、やっぱり一緒に暮らし始めたし……。
興津:余裕がありましたよね。二見にエイチを取られてジェラシー感じるっていうシーンが今までありましたけど、今回は、「帰ってきたら俺が独り占めできるからOK」みたいな。ヨユーだなって。
竹内:エイチ先輩は絶対帰ってくるからっていうね。
興津:これ、フリだと思うよね。次への。
竹内:なるほど(笑)。
興津:今まで安定してエイチ先輩の供給があったのに、ふとしたことで、その供給が絶たれた時の禁断症状がたるや……、恐ろしい!
竹内:うわ〜〜、どうしよう……。
興津:……と思いながら、演じていました(笑)。
――エイチはいかがでしたか?興津:エイチはそんなに変わってない気がしますね。お酒が飲めるようになったくらいで。お酒を覚えるとまた、今までと違ったことが起こり始めるっていう……。やっぱり大人になって、お酒を飲むようになるっていうのは、大人の大きな階段のひとつですよね(笑)。
竹内:何か思い当たることがあるんですか?
興津:昨日、ちょっと飲みすぎたっていう……(笑)。
竹内:(笑)。興津さんが二十歳になったときは、どうでしたか?
興津:やっぱり嬉しかったですよね。お酒が飲めるようになったぞーって。まずは自分にあうお酒を探すところから始まりましたもんね。ビールは苦いな、でもみんなビール飲んでるから、じゃあ自分が飲めるものは……。
竹内:違うお酒を、と。
興津:カシオレ! 杏のお酒!って(笑)。
竹内:なるほど(笑)。僕、まったく飲めないから……。
興津:あ、飲めないんですか?
竹内:飲めないんですよ。飲まず仕舞いで35年……。
興津:なにひとつ飲めない? 甘酒は?
竹内:甘酒もダメです。たぶん酒の味がダメなんでしょうね。
興津:味がイヤなんですか?
竹内:味もそうなんですけど、体質的にも弱いんで……。
興津:飲んだらすごい暴れそうですもんね。
竹内:……と思いきや。寝ます、多分(笑)。
興津:そっか(笑)。それじゃ、飲んでも面白くないですね。
竹内:うん(笑)。でも、いいですよね。こうやって、年月を経て、キャラクターに変化があることは。
――印象に残ったシーンやセリフはありますか?竹内:「全部、オレんだろ?」っていうセリフは、想像した通りというか、きたな、と……。
興津:あ、僕のセリフですか。
竹内:はい。エイチ先輩の。あそこのセリフは、絶対グッとくるだろうなって思いながら台本を読んでいたんですよ。
興津:へええ〜。
竹内:で、やっぱりグッときたんですよ。
興津:あはは(笑)。よかった、よかった。
竹内:「これだわ〜」って。大体、エイチ先輩、煽るのがうまいじゃないですか? 参納を。
興津:ああ、煽っていかないとね。先輩なんで。イニシアチブをとりたいんですよ。時折負けそうになるから……。
竹内:確かに(笑)。
興津:「ちょ、待て。オレのほうが先輩だから…」って。忘れさせないように。
竹内:なるほど。そういうグッとくるセリフが多々散りばめられているにも関わらず、やっぱり、「全部、オレんだろ」っていうのが、もう……、竹内の一番です。すみません。
興津:いや、(笑)嬉しいですよ。
――参納についてはいかがですか?竹内:参納っていうのは、すねたり、いじけたりすることが少ないので、そういうシーンは参納なりに思いっきりすねてみようと思いました。計算高くなく、遠慮なく100%すねるような……。
興津:なるほど。素を見せるような。
竹内:そうですね。素を見せるようにしました。そこが印象に残ってます。
興津:もう逃げられると思ってないもんね。
竹内:はい。そういうつもりで、今回演じました。
――興津さんはいかがでしたか?興津:僕はコーヒーのところですね。元々はエイチはコーヒーそんなに好きじゃなかったのに、参納が好きそうだからって選んで買ってきて、気に入ってもらえるかな、ドキドキっていう。
竹内:ああ〜、いいですよね〜。
興津:からの、参納の「いい匂い……」がね。「すーはーっ」て。
竹内:あはは(笑)
興津:嗅いだわ〜って。
竹内:めっちゃ嗅いだわ〜って(笑)。
興津:これで嫌いだったら辛い…って思って(笑)。でも、参納の匂いを嗅ぐところに愛を感じましたね。「俺のために選んできてくれたんだ」って。参納のために買ってきた最初のコーヒーを、豆の香りから楽しむっていうところに。
竹内:いいですね〜。愛を感じますね。
興津:何気ないことですけど。
竹内:素敵ですね。
――収録中に裏話がありましたら、教えてください。興津:それは……台本のページ数です(笑)。
竹内:ああ(笑)。台本の行数が僕のと興津さんので、ちょっとずれていて……。
興津:お互いフォローしあって。竹内さんの気づかいを感じましたね。
竹内:いえいえいえ。でも、収録していて、協力してるっていう感じはしましたね。(ペーパーノイズがセリフにのらないように)興津さんがページをめくると、竹内もめくる! よし! っていう……
興津:途中で同じタイミングでめくってるから、「あれ? 大丈夫なのかな?」って思うくらいで。ぱっと振り向いたら、(竹内さんの台本の)紙がペロペロって……。「あ、やっぱり、ずれてんじゃん」って。
竹内:内心、「ああっ、手がプルプル震えるよ〜」って(笑)。でも、協力っていいですよね。
興津:一緒に作り上げたっていう。
竹内:そこにも愛が溢れていると思いました。あと、(右手の)動きが少なかったなって。
興津:やっぱりちょっと寂しかったですよ。
竹内:あっ、そうですか?
興津:もしかしたら、もう左と右、入れ替わっても大丈夫なんじゃないかなって思いますよ。
竹内:一番最初の立ち位置はそうでしたもんね。興津さんが右で、僕が左で、バンバン僕の右手が動くのが、興津さんに見えていたっていう……。
興津:そうそう(笑)。竹内さんの右手がね。
竹内:じゃあ、次はマイクの位置変えましょう。
興津:いや……(笑)、内容を見てから……。ボディタッチが多いとちょっと……(笑)。
竹内:僕の右手が火を噴くので(笑)。
興津:怖いな〜(笑)。内容を見て、イケるって思ったら、変えてみましょうか(笑)。
――ご自身がご実家を出られたときの思い出や、苦労したことなどがありましたら教えてください。興津:僕の家は田舎なので、鍋とか家電が家にあふれていて……。壊れたときに使うようにっていって。で、実家を出るときに、倉庫の奥から、じいちゃんが炊飯器を出してきて、僕はそれを持って島を出ました。
竹内:わお。
興津:その炊飯器、今も現役なんですよ。
竹内:ええ〜。すごい!
興津:20年。そろそろ危ないのかな?って思いながら、使ってます。でも壊れないんです。
竹内:丈夫! すごいですね!
興津:美味しいご飯がちゃんと炊けますよ。でも、その話をしたら、「今の炊飯器すごいのに」ってバカにされて、ちょっと気にしてます。
――竹内さんはいかがですか?竹内:やっぱり、料理ですかね。一人暮らしで一番苦労したの。実家でのありがたさを実感しました。今でも覚えてるのは、上京してひとり暮らしして、フライパンとかトングとか全部100均でそろえて、「よーし、豚肉ともやしを炒めるぜ」ってなったときに、炒めた瞬間、緑の液体が出てきて……。
興津:え、なに怖い(笑)。
竹内:「えっ!? 豚肉が緑になってきた〜!」って母に電話したら、「お前、新しいフライパンは最初にちゃんと空焚きしないといけないんだよ」って教えてもらって。
興津:表面の何かが溶けたんでしょうね。
竹内:「でも、もったいないから、俺食べるわ」って。
興津:えっ!?
竹内:でも食べたあとに、やっぱりお腹を壊して(笑)。ひとり暮らしの洗礼を受けました。
――最後に楽しみに待っているファンのみなさんにメッセージをお願いいたします!興津:男子高校生が男子大学生になってもまだ、ふたりは幸せに過ごしてます。これからもぜひみなさんに、盗み聴きしてほしいなあと思います。どうもありがとうございました!
竹内:今回は、男子高校生のときよりも自由になったり、より視野が広くなったしたふたりが、ひとつ屋根の下で仲良くいろんなことを考えたり、愛を育んでいくストーリーとなっています。第1作目から聴いてくださっている方は今までになかったようなシチュエーションや、ふたりの成長を楽しんでいただいたり、今回初めて聴く方はこれから過去に遡ったり、こんなことがあったんだなと知ったりと、いろんな楽しみ方があると思います。どうぞこれからもふたりを見守ってください。どうぞよろしくお願いいたします。

(左から、興津和幸さん、竹内良太さん)
――ありがとうございました!