2019年04月10日

山下誠一郎さん&小林裕介さんアフレコインタビュー

「男子高校生、はじめての」
3rd after Disc 〜Dear〜

るんるんいよいよ今月発売!るんるん


「男子高校生、はじめての」サードシーズンの
3カップルの恋の続きを描くアフターディスクは
黒ハート4月26日発売黒ハート

今日は、八雲譲役の山下誠一郎さん
江純瑞祈役の小林裕介さん
アフレコインタビューをご紹介いたします!

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――収録のご感想をお願いいたします。

山下:ひさしぶりの収録ということもあって以前の音声を確認で聞かせてもらったのですが、その時の思い出が蘇ってきて……ふたりで汗かいて頑張ってやったなと。それがまたできるのが楽しみでもありましたし、現場でもまた息を合わせて楽しく収録できました。

小林:僕も最初の収録では汗かいてやったことを思い出しました。そして演ってみて、そういえばこの作品は絡みが結構濃密だったということも思い出しました(笑)

――ご自身が演じられたキャラクターにどんな印象を持ちましたか?

山下:八雲は不器用ではあるんですが、割と自分の中では、シンプルに好きな人を思いやるという部分を強く意識しました。
不器用だけど理由があって…そういう意味では割と普通の、まっとうな人間なので、素直に演じられたかなと思います。

小林:あまり前回に比べて大きく変わったところはなかったと思うんですけど、離れている時間が増えた分、ウチに募る想いが強くなってる気がしたので、思い詰めた感じというのを少し強く出してもいいのかな?自分の想いを吐露している部分とかは感情的になってもいいのかな?と、そう思いながら演じさせて頂きました。

――お互いのキャラクターの印象について教えてください。

山下:江純くんに関しては、もちろん可愛らしさは健在なんですけど、エッチの時「あれ? この子、こんなにハードでしたかな?」と、いい意味で気圧されました。会えない分、より強く想いを持っていてくれたのは江純くんの方だったんだなって。
そこでガラッと空気を変えてきた小林さんの演技がすごくて、「おわあぁっ!」ってなって……。
僕個人としてはなんか頼もしく感じられて、江純くんの新しい一面が見られたなと思います。

小林:八雲先輩は……ピアニストの体力ヤベえな、舐めてた。ということを全てのピアニストの方に敬意を表しつつ……。

山下:本当ですか!?(笑)

小林:それはともかく。八雲は江純をいさめるシーンとかだったり、全体を通してどこか余裕を感じさせるところがあったような気がしました。事が始まって、度肝を抜かれるようなことがあったりもしつつも、最終的にはちゃんと包んでくれてるのは八雲なんだなって。
山下くんがそういうのを感じさせるお芝居をしてくれたので、江純も頑張ってはいるけれども変わらずの安定で常にリードしてくれてるのは八雲なんだと、頼もしかったです。

――今回の話にちなんで、お二人にとっての「大切なもの」について教えてください。

山下:人との「縁」でしょうか。割と最近のことなのですが、自分が間違ってる事に対してちゃんと指摘してくれる、「それはダメだよ」ってちゃんと言ってくれる、そういう人って貴重なんだなと思った経験があって。最初はツライんですけど、勇気がいるのに言ってくれるって大事だなって、すごく思いました。
今回の話のなかでもありますけど、どうしたいか伝え合うって生きていく上ですごく大事なんだなって思うんです。要望とか要求でもそうだし、違うと思ったことだったり、色々ですけど。勇気がいることではあるんですけど、ちゃんと自分のことを伝えるということは、良い仲を保っていく為にすごく大切なことなんだと思いましたね。
で、そういう経験があって、俺は人の縁に恵まれてるなあ……と、しみじみ。

小林:自分の意見をちゃんと言うこと、だと思います。
僕、大学を出るまでは結構引っ込み思案で、周りに流されて生きてきたんですけど、この世界に入ってからは、受け身じゃダメだと痛感して。
自分が思うことや考えをどんどん言っていかないと、自分も楽しくないし、どうせなら楽しく色んな事をしたい。だったら、相手がどう思うかをあまり気にせず、とりあえず自分はこう思うと伝えた上で、改めてディスカッションだったり話し合いをする。それができると意外と世界が広がるなっていうのをここ最近実感しているので、自分からも発信するということはすごく大事にしています。

――最後にお待ちいただいているファンの方へのメッセージをお願いします。

山下:いつも応援して頂いてありがとうございます。時が経ってもまた同じ役をやらせていただけるのは、自分の成長というか歩みを振り返ったり、あの時できなかったことを今回はこうやってみようといった素敵な経験になるので、とても有り難かったです。少しの懐かしさも感じながら、今できることをやろうと思ってやれた、楽しい収録になりました。
八雲と江純が、ふたり支え合って失敗しながらも生きていっているのが見られるのが微笑ましいので、このシリーズが長く続きますよう…また演じられるよう自分も精進します。
是非、これを聴いて「ああ、ふたりも大きくなったなあ」というのを楽しんで頂きつつ、これからにも期待していただけたらなと思いますので、宜しくお願いします。

小林:今回はアフターディスクということでその後の話なんですけど、もしかしたら皆さんが期待しているものよりは少し歯がゆいものになっているかもしれません。でも、終わり方が未来の明るい展望を覗かせるものだったので、続きがあればこれ以降は今回感じた歯がゆさはなくなっていると思います。ふたりの新しい姿を見せられるという予感を残して終わったので、そういうところも楽しみに待っていただけたら嬉しいなと思います。

――ありがとうございました!

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(左から、小林裕介さん、山下誠一郎さん)

posted by GINGER BERRY at 18:00| 3rd after Disc [Dear]

2019年04月02日

江口拓也さん&河西健吾さんアフレコインタビュー

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「男子高校生、はじめての」
3rd after Disc 〜Dear〜

るんるんいよいよ今月発売!るんるん


お待たせしました!
「男子高校生、はじめての」サードシーズン、
待望のアフターディスクが黒ハート4月26日発売黒ハート

春爛漫の甘く幸せな×××シーンを、もちろん
ノーカット!ノーフェード!ノーBGM!でお届けぴかぴか(新しい)

こんなに君が好きなのに会うこともままならない−−。
春を迎え少しだけ大人になった彼らが贈る、ありったけの恋。
彼らだけの恋の続き、もっと覗いてみませんか?

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今日は、アルバート・ナナオ・エインズワース役の江口拓也さん
月ヶ瀬藍役の河西健吾さん
アフレコインタビューをご紹介いたします!

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――収録のご感想をお願いいたします。

河西:今回のお話はナナオがアメリカに帰ってしまうということで、藍は大きな決断をするんですが……。

江口:うん。

河西:彼は今までずっと引きずっていた部分があったので、そこを払拭して新たな道みたいなものが開けたんじゃないかなと。そうやって一歩踏み出せるようになったというのが今回のテーマだったんじゃないかなと思います。

江口:そうですね。

――江口さんはいかがでしたか?

江口:ひさびさに収録したのですが、喋り始めたらすぐに藍とナナオがすっと入ってくるっていうか、雰囲気や感覚がパッと戻ってきて、嬉しかったです。
物語としては、ナナオは「オレが連れてくぜ」みたいな強引なタイプかと思いきや結構藍本人に任せるところがあって。「あ、待てるタイプだったんだ」と意外だったし新鮮でした(笑)。
でも、それは信頼してるからこそできる行動なのかなと。それくらい信じられる相手が見つかってよかったなあと、そういう気持ちで収録させて頂きました。

――ご自身が演じられたキャラクターにどんな印象を持ちましたか?

河西:ナナオと出会って、自分に欠陥があるんじゃないかとか考えていたものを払拭してくれて、クラスメイトとの話もあったりして……。
藍は周囲と距離を置きたがりなのかなと思っていたのですが、今回、意外とみんなから彼は好かれてるんだなというのが見てとれて、明るくなったなという感じはありましたね。だから、次なんかあれば、アメリカに染まって……(笑)

江口:(笑)染まりそうだなー。

河西:変わっていくかもしれないですね。

江口:ナナオは羨ましいくらいにストレートで、自分の思ってることを言うし、相手の話も聞くし、気になることがあれば訊くし、会話の方式が一般的には日本人にはないと言われている率直なところがあるから、そこはブレないように気をつけました。
でも今回、藍がどんどん頼もしくなっていくのを見守ってて、パートナーとしてもより信頼できるような関係性になっていってるんだなあと思いました。本当にこの先が楽しみになっていくような関わり合いだなと。

――お互いのキャラクターの印象について教えてください。

河西:遠距離恋愛って無理なタイプだと思ってたんです、ナナオって。

江口:うん。

河西:グイグイくるし、帰る時にそのまま連れてかれるんじゃないかって感覚があったんですけど。

江口:(笑)

河西:今回、意外に藍のことを尊重してくれて我慢もしてくれて。ちゃんと弁えている部分があるんだなっていうのが色濃く出ていて、大人だなって思いました。同じ高校生なのにすごく大人だなって、そこに藍が惹かれた部分があるんじゃないかなと。

江口:藍は……付き合ってからどんどん可愛くなってくっていう印象が……(笑)。当然、自分を律している部分はあるんですけど、素直に感情を出してくれる部分も増えてきたなあと思いました。
あと、台本の藍の台詞の中に(精一杯の下ネタ)って指示があって。

河西:(笑)ありましたね。

江口:「スッキリした」っていうダブルミーニングなんですけど、ああ、そういうことも言ってくれるようになったんだって、個人的にはそこに変化を感じて嬉しくなりました。

――今回の話にちなんで、ご自身にとって「卒業」というテーマでなにか思い出があったら教えてください。

河西:僕、かなりゲーマーで色んなアプリゲームをやるんですけど、課金をしてしまったゲームからの卒業っていうのが物凄く苦しくてですね。でも、これ以上この作品をやらないなって時は心を鬼にして、アイコンを長押しして「削除」って……。

江口:(笑)

河西:置いておけばいいものを、でも残しているとアレだからと……。

江口:本当に費やした時間とお金とって考えると、負のループっていう……。

河西:そうですそうです。ただの無ですからね(笑)そこが僕の最近の卒業です。

江口:僕は……、卒業って言ったら「卒業式」だと思うんですけど、昔は卒業式に泣くっていうことがよくわかんなくて。なんで卒業式でみんな泣くんだろう?死ぬわけじゃないよね?みたいな。言い方はアレなんですけど、そこまで感極まることってある?って思って理解できなかったんですけど。でも、最近、この歳になってみて映画やドラマでそういうシーンがあると、なんかくるものがあるというか……。
直接的な寂しさじゃなくて、卒業したらもうこの生活はできなくなる、過去になってしまうという、そういう寂しさやその日々への感謝みたいなものにみんなは情緒を刺激されて泣いてたんだなっていうことが理解できるようになって、大人になったなと。
そこは自分にはないものだったけど、それを考えられるようになれたというのが、最近の僕が「卒業」について思ったことですね。

――最後にお待ちいただいているファンの方へのメッセージをお願いします。

河西:本編、理事長編アフターディスク、サマーバケーションときて、このサードシーズンのアフターディスクが発売されるということは、皆様のお声があってのことだと思うので、とても感謝しています。で、言い続ければ叶うということで、次もまた新作を……。

江口:ふふふ。

河西:また何かしらの形で皆様にお届けできたら嬉しいなと思いますので、どうぞ引き続き応援のほど宜しくお願いします。

江口:今回のお話は、先に進むために問題に向き合い、ひとつ階段を上る藍と、それを信じて待ち続けるナナオという、ふたりの成長が垣間見られるような作品になっております。
で! てことは! やっぱり解決した先のそういうシーンもあるってことなんですけど! まあ……激しかったですね!!

河西:うん。

江口:その激しい部分も楽しみにしててください。溜まりに溜まったものが爆発した、頑張ったところでもあるので、是非是非ご期待いただきたいと。
そしてこの先があることを僕も楽しみにしていますので、引き続き応援のほうを是非宜しくお願いします!

――ありがとうございました!


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(左から、江口拓也さん、河西健吾さん)

posted by GINGER BERRY at 18:00| 3rd after Disc [Dear]