「男子高校生、はじめての」
3rd after Disc 〜Dear〜
いよいよ今月発売!
3rd after Disc 〜Dear〜


「男子高校生、はじめての」サードシーズンの
3カップルの恋の続きを描くアフターディスクは


今日は、八雲譲役の山下誠一郎さん&
江純瑞祈役の小林裕介さんの
アフレコインタビューをご紹介いたします!
----------------------------------------------------------
――収録のご感想をお願いいたします。
山下:ひさしぶりの収録ということもあって以前の音声を確認で聞かせてもらったのですが、その時の思い出が蘇ってきて……ふたりで汗かいて頑張ってやったなと。それがまたできるのが楽しみでもありましたし、現場でもまた息を合わせて楽しく収録できました。
小林:僕も最初の収録では汗かいてやったことを思い出しました。そして演ってみて、そういえばこの作品は絡みが結構濃密だったということも思い出しました(笑)
――ご自身が演じられたキャラクターにどんな印象を持ちましたか?
山下:八雲は不器用ではあるんですが、割と自分の中では、シンプルに好きな人を思いやるという部分を強く意識しました。
不器用だけど理由があって…そういう意味では割と普通の、まっとうな人間なので、素直に演じられたかなと思います。
小林:あまり前回に比べて大きく変わったところはなかったと思うんですけど、離れている時間が増えた分、ウチに募る想いが強くなってる気がしたので、思い詰めた感じというのを少し強く出してもいいのかな?自分の想いを吐露している部分とかは感情的になってもいいのかな?と、そう思いながら演じさせて頂きました。
――お互いのキャラクターの印象について教えてください。
山下:江純くんに関しては、もちろん可愛らしさは健在なんですけど、エッチの時「あれ? この子、こんなにハードでしたかな?」と、いい意味で気圧されました。会えない分、より強く想いを持っていてくれたのは江純くんの方だったんだなって。
そこでガラッと空気を変えてきた小林さんの演技がすごくて、「おわあぁっ!」ってなって……。
僕個人としてはなんか頼もしく感じられて、江純くんの新しい一面が見られたなと思います。
小林:八雲先輩は……ピアニストの体力ヤベえな、舐めてた。ということを全てのピアニストの方に敬意を表しつつ……。
山下:本当ですか!?(笑)
小林:それはともかく。八雲は江純をいさめるシーンとかだったり、全体を通してどこか余裕を感じさせるところがあったような気がしました。事が始まって、度肝を抜かれるようなことがあったりもしつつも、最終的にはちゃんと包んでくれてるのは八雲なんだなって。
山下くんがそういうのを感じさせるお芝居をしてくれたので、江純も頑張ってはいるけれども変わらずの安定で常にリードしてくれてるのは八雲なんだと、頼もしかったです。
――今回の話にちなんで、お二人にとっての「大切なもの」について教えてください。
山下:人との「縁」でしょうか。割と最近のことなのですが、自分が間違ってる事に対してちゃんと指摘してくれる、「それはダメだよ」ってちゃんと言ってくれる、そういう人って貴重なんだなと思った経験があって。最初はツライんですけど、勇気がいるのに言ってくれるって大事だなって、すごく思いました。
今回の話のなかでもありますけど、どうしたいか伝え合うって生きていく上ですごく大事なんだなって思うんです。要望とか要求でもそうだし、違うと思ったことだったり、色々ですけど。勇気がいることではあるんですけど、ちゃんと自分のことを伝えるということは、良い仲を保っていく為にすごく大切なことなんだと思いましたね。
で、そういう経験があって、俺は人の縁に恵まれてるなあ……と、しみじみ。
小林:自分の意見をちゃんと言うこと、だと思います。
僕、大学を出るまでは結構引っ込み思案で、周りに流されて生きてきたんですけど、この世界に入ってからは、受け身じゃダメだと痛感して。
自分が思うことや考えをどんどん言っていかないと、自分も楽しくないし、どうせなら楽しく色んな事をしたい。だったら、相手がどう思うかをあまり気にせず、とりあえず自分はこう思うと伝えた上で、改めてディスカッションだったり話し合いをする。それができると意外と世界が広がるなっていうのをここ最近実感しているので、自分からも発信するということはすごく大事にしています。
――最後にお待ちいただいているファンの方へのメッセージをお願いします。
山下:いつも応援して頂いてありがとうございます。時が経ってもまた同じ役をやらせていただけるのは、自分の成長というか歩みを振り返ったり、あの時できなかったことを今回はこうやってみようといった素敵な経験になるので、とても有り難かったです。少しの懐かしさも感じながら、今できることをやろうと思ってやれた、楽しい収録になりました。
八雲と江純が、ふたり支え合って失敗しながらも生きていっているのが見られるのが微笑ましいので、このシリーズが長く続きますよう…また演じられるよう自分も精進します。
是非、これを聴いて「ああ、ふたりも大きくなったなあ」というのを楽しんで頂きつつ、これからにも期待していただけたらなと思いますので、宜しくお願いします。
小林:今回はアフターディスクということでその後の話なんですけど、もしかしたら皆さんが期待しているものよりは少し歯がゆいものになっているかもしれません。でも、終わり方が未来の明るい展望を覗かせるものだったので、続きがあればこれ以降は今回感じた歯がゆさはなくなっていると思います。ふたりの新しい姿を見せられるという予感を残して終わったので、そういうところも楽しみに待っていただけたら嬉しいなと思います。
――ありがとうございました!
(左から、小林裕介さん、山下誠一郎さん)